以前は眼疾患の治療をしていたのですが、先月の月末辺りから約2ヶ月ぶりに来院した
ネコちゃんがいました。このコは色々な疾患が複合的に現れて、自分では食事も摂れなくなってしまいました。
ウイルス疾患もある上、かなり高齢で、正直先は長くはないだろうと、みんな思ってました。
ここ数日、一日おきくらいに通っていたのですが、
「10月2日から5日間預かってください。」と仰るのです。理由は
『家族全員で海外旅行
をする』とか…。この理由も私が直接聞いたわけではないのですが、すごく切なくなりました

。
プチっ
「誰かひとりだけでも旅行キャンセルしてお家に残ってくれないの
だって、10年以上も一緒に過ごした家族が危ないんだよ
お金が無駄になるかもしれないけど、旅行とあのコのどっちが大事かなんて天秤に掛けるまでもないでしょう

」…私が裏(手術中←他の患者さんはいませんから)でキレたのは言うまでもありません

。
私がワーワー喚いているのを聞いた院長、
「もし、Lucitaくんだったら?」「旅行なんて行くわけがないですよ
愛するコのためなら24時間だって起きられます
傍にいられるのなら傍にいたいですよ
」 入院後、点滴治療をずっとしていましたが、3日目の夜中に亡くなりました。今まで規則正しい呼吸だったのですが、突然苦しみ出したのです。
酸素吸入等の緊急の処置をしました。この時点で本来でしたら家族に囲まれて、家族の手の中で天国に行くことも可能でした。目も見えなくて、知らない空気の中、あのコは獣医師と私に撫でられて亡くなったのです。最後はウンウン唸りながら…。私にはその声が、
「お腹痛い
胸が痛い
お父さんは?お母さんはどこ?」と訴えているようで、見ていてとても辛かったです

。
きっと家族に会いたかっただろうな〜と思うと泣きそうになります。(…といいますか、この記事を書いているとき泣いた…

。)決して悪いご家庭ではなかったのですが、最後はすごく可哀想でした。
暗い話題は嫌いな人も多いと思うので(私は大嫌い

。映画や本もハッピーエンド

のものしか見たくない

)、極力載せたくはないのですが、
動物病院…哀しいこともありますよ…とわかって頂く為に、あえて書きました。応援クリック宜しくお願い致します。


posted by Lucita at 21:37| 埼玉

|
Comment(3)
|
TrackBack(0)
|
コソコソ話