「あのね、ジローだけど。」
「あ、◎◎さん、こんにちは。どうされました?」
「足怪我して血が止まらないんだけど、連れて行っていいかな?」
と、お電話
「どうぞ、すぐ連れてみえてください。」
…うちの病院は予約制ではありませんので、基本的に診察時間内であればいつ来て頂いてもいいのですが…(笑)。
そして、ジローちゃんが病院に来ました。ジローちゃんは20kgほどある、秋田犬に近い雑種のワンちゃんです。扉を少し開けて、お父さん(飼い主さん)が、
「ジローお願いします
と、叫びました。中でお待ちにならないのはいつものことでしたので、そのときはあまり気にしていませんでした。
ジローちゃんは散歩途中に何か鋭利な物で、指の間を切ってしまったようでした。そして診察も終わり、お会計も済ませて帰って行きました。私はジローちゃんの診察中は受付にいたため、どの程度の出血だったかなど、見ていませんでした。
それからすぐあとくらいにいらっしゃった方が、
「あの…血が・・・
と、仰ってくださいました。
「あ
…そうです。すっかりお電話の内容を忘れておりました。「血が止まらない」と仰っていたことを…
外に慌てて飛び出すと、玄関の床には無数の赤い点々がありました。片手に消毒液と水の入った如雨露を持ち、もう片手にはタワシを持って、玄関外の床をゴシゴシ洗いました。危ない危ない…教えて頂けて良かったです。そのままスタッフの誰かが気が付くまで赤い模様の玄関になるところでした…
part 2
「外に置き土産があるわよ
…置き土産・・・『運』ではなく、便のことです(笑)。お散歩途中にした便を、拾ってきて病院の外に置いたまま診察を受け、そして忘れて帰ってしまう方が中にはいらっしゃいます。
「教えてくださってありがとうございます
診察時間中はあまり外に出たりしませんので、駐車場や外に何かあった場合、教えて頂けるのは非常に助かります。
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